【記事紹介】企業の脱炭素事例が満載!カーボンニュートラルポータルサイト(神奈川県厚木市)
- 最終更新日:2024-08-05
私たちプロジェクトデザインは、カーボンニュートラルに取り組む行動者を増やす目的のもとに、カーボンニュートラルに関するオウンドメディアを運営しています。
今回は、「厚木市カーボンニュートラルポータルサイト」をご紹介します。
このポータルサイトでは、神奈川県厚木市内の脱炭素の取り組みを進めている企業に、どのように「脱炭素への挑戦」をしているかインタビューし、取り組む理由やその具体的な進め方、これから取り組む企業へのメッセージなどを1社ずつ掲載しています。
農園、工場、社会福祉法人、リサイクル企業、不動産会社、和菓子店など、計25社(2024年7月末現在)が取り上げられています。
興味のある方はぜひ元記事をご覧いただければと思います。
編集者コメント(記事の感想)
カーボンニュートラルを標榜し、取り組みを進める地方自治体が増えています。
そうした中、行政の環境部門が主体となってWebサイト上にプラットフォームを作り、市内企業の取り組み、行政の取り組み、補助金情報などを一元化させるケースも増えています。
「厚木市カーボンニュートラルポータルサイト」は、市内企業の脱炭素の取り組み事例をインタビュー形式で記事化し、市民に情報発信している点で先進的です。そして、情報が絶え間なく定期的に更新されており、地域が一体となってカーボンニュートラルに本気で取り組もうとする姿勢がうかがえます。
本サイトでは、LED照明への切り替えや食品廃棄物の肥料としての活用など、すぐに実践できる内容を多数紹介。また、インタビューされた企業には、インフラ事業や海外取引のある大企業から、高度な技術を専門に扱う中小企業や介護施設など、様々な業種・規模の企業が含まれています。これにより、読み手の事業に合わせた参考情報を提供できるメリットもあります。
厚木市は2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指す「ゼロカーボンシティ」を2021年2月に表明。そして2022年7月には、市と市内の企業・大学・金融機関などが分野を超えて相互に連携し、「カーボンニュートラルなまちづくり」を進める中心的組織として「厚木市カーボンニュートラル推進ネットワーク」を設立しました。
企業と市民のカーボンニュートラルの理解促進から実践まで、ポータルサイトの運営を通して伴走支援している好事例と言えるでしょう。
「企業の動きに市民が歩調を合わせて呼応するかどうか」、また「市民が企業にどう環境対応を働きかけていくか」というのは、カードゲーム「2050カーボンニュートラル」の体験を通じて得られる学びでもあります。
この度は、「厚木市カーボンニュートラルポータルサイト」をご紹介させていただき、ありがとうございました!
編集者プロフィール
竹田 法信(たけだ のりのぶ)
富山県立富山中部高等学校卒業、筑波大学第三学群社会工学類卒業。大学卒業後は自動車メーカー・株式会社SUBARUに就職し、販売促進や営業を経験。その後、海外留学などを経て、地元・富山県にUターンを決意。富山市役所の職員として、福祉、法務、内閣府派遣、フィリピン駐在、SDGs推進担当を歴任。SDGsの推進にあたり、カードゲーム「2030SDGs」のファシリテーションを通して、体感型の研修コンテンツの可能性に魅せられ、プロジェクトデザインへの転職を決意。ファシリテーターの養成、ノウハウの高度化などを通して社会課題の解決を目指す。富山県滑川市在住。
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