【記事紹介】ユーザーコミュニティのイベントでカードゲーム「2050カーボンニュートラル」体験会を開催(株式会社ゼロボード)
- 最終更新日:2024-09-09
私たちプロジェクトデザインは、カーボンニュートラルに取り組む行動者を増やす目的のもとに、カーボンニュートラルに関するオウンドメディアを運営していきます。
今回は、サステナビリティ経営に関するコンサルティングを行っている株式会社ゼロボード様の記事をご紹介します。
この記事では、2024年5月17日、ユーザーコミュニティ「All Aboard!(オールアボード!)」の第10回Meet Upイベントとして開催された、カードゲーム「2050カーボンニュートラル」体験会の様子が掲載されています。
本稿でご紹介する内容は一部ですが、興味のある方はぜひ元記事をご覧いただければと思います(元記事へのリンクは本ページ下部にございます)。
ユーザー同士が繋がり合い、学び、共有する機会を提供
株式会社ゼロボード(以下 当社)は、2024年5月17日(金)、当社オフィスにてユーザーコミュニティAll Aboard!の第10回Meet Upイベントとして、カードゲーム「2050カーボンニュートラル」体験会を開催しました。
カードゲーム「2050カーボンニュートラル」(※)は、株式会社プロジェクトデザインが開発したシミュレーションカードゲームで、ゲームを楽しみながら主体的にカーボンニュートラルの正しい知識を学ぶ機会を提供するものです。
本カードゲームは公認ファシリテーターのゼロボード総研 鍋島、カスタマーサクセス部 中村、代表の渡慶次が運営しました。
ゲームでは、参加者が事業者や政府、環境NPOなどの組織に分かれてチームを組み、 他のチームとさまざまな交渉をしながら、事業活動と日常の消費活動を行います。その活動をいかに行うかで、カーボンニュートラルと、決められている各チームのゴールを目指します。
各チームがカードに書いてあるアクションを起こすことでCO2排出量が増減することに加え、企業の利益にも影響していってしまい・・・。
残された時間はあと少し、果たして2050年カーボンニュートラルの実現と経済の両立はできるのか?
――続きは下記の元記事をご覧ください――
編集者コメント(記事の感想)
カードゲーム「2050カーボンニュートラル」の制作にあたっては、まさにゼロボード様のような排出量算定ツールを提供されている企業様に活用していただくことを想定してきました。排出量の算定やサステナ経営のコンサルティングを事業内容とされている企業の売上が高まっていくことは、環境価値と経済価値とが好循環することに他ならないと考えたからです。
カーボンニュートラルに取り組む際に立ちはだかる壁には、「技術的問題」と「適応課題」があると考えています。
技術的問題とは、ソリューション(適切な製品・サービス)があれば解ける問題です。ゼロボード様が開発・提供されているGHG(温室効果ガス)排出量の算定・可視化・削減管理ができるソフトウエア「Zeroboard(ゼロボード)」はまさに適切なソリューションと言えます。
適応課題とは、人と人の関係性が変わらなければ解くことができない課題です。例えば、担当者がカーボンニュートラルに取り組もうと思っても、社長がその気になってくれないので会社として取り組めない、ということがあります。
※技術的問題と適応課題についての詳しい説明はこちら
ゼロボード様は、「Zeroboard」を使った技術的問題解決のためのソリューションの提供に加えて、カードゲーム「2050カーボンニュートラル」の活用や、独自のユーザーコミュニティの運営などを通して適応課題解決のためのソリューションもお持ちです。さらにゼロボード様では、大企業が削減対象としているScope3まで算定範囲を広げる支援プラン「Zeroboard with Suppliers」を提供開始されたことも拝見しております。
※Scope3・・・自社以外のサプライチェーンにおける温室効果ガスの排出量
参考:ゼロボード、バイヤーとサプライヤーが協調してGHG排出量削減に取り組むための支援プラン「Zeroboard with Suppliers」を7月25日から提供開始|株式会社ゼロボード
「気候変動を社会の可能性に変える」という大きな企業理念のもと、スピード感をもってサステナビリティ経営の課題とニーズに応じたサービスを着々と展開されており、弊社も大変勉強させていただいております。
今後も引き続き、カードゲーム「2050カーボンニュートラル」を今後もご活用いただけますと幸いです。
編集者プロフィール
竹田 法信(たけだ のりのぶ)
富山県立富山中部高等学校卒業、筑波大学第三学群社会工学類卒業。大学卒業後は自動車メーカー・株式会社SUBARUに就職し、販売促進や営業を経験。その後、海外留学などを経て、地元・富山県にUターンを決意。富山市役所の職員として、福祉、法務、内閣府派遣、フィリピン駐在、SDGs推進担当を歴任。SDGsの推進にあたり、カードゲーム「2030SDGs」のファシリテーションを通して、体感型の研修コンテンツの可能性に魅せられ、プロジェクトデザインへの転職を決意。ファシリテーターの養成、ノウハウの高度化などを通して社会課題の解決を目指す。富山県滑川市在住。
ご案内
カードゲーム「2050カーボンニュートラル」は、過去から現在にかけて私たちが行ってきた様々な活動が地球環境にどのような影響を与えているのかをマクロ的に俯瞰することによって、私たちの価値観や考え方に気づき、行動変容に働きかけるためのシミュレーションゲームです。
ゲームでは、参加者が1つの組織のメンバーとして1〜4人のチームを組み、 他のチームと様々な交渉を行いながら、組織の活動とプライベートの活動を行います。ある組織では獲得資金を増やすことを目指し経済活動を行っていきます。また、ある組織では排出削減量の目標に向かって環境活動を行っていきます。
こうした活動を通じて組織の目標達成を目指すプロセスにおいて、私たちの世の中のカーボンの状態がどのようになっていくのかをシミュレーション(模擬実験)します。
このゲーム体験を通して「なぜカーボンニュートラルが叫ばれているのか?」、そして「そのために、私たちは何を考えどう行動するのか?」に関する学びや気づきを得ることができます。
ブログのご案内
私たちは、カーボンニュートラルや脱炭素、カードゲーム「2050カーボンニュートラル」のことをより深く知ることができる記事を【ブログ】にてお届けしています。
Contact Us
お気軽に、お問い合わせください