体験会

カードゲーム「2050カーボンニュートラル」の体験会の概要と日程を紹介します。

体験会とは

体験会は、カードゲーム「2050カーボンニュートラル」を「自組織で活用できるか」や「ファシリテーターとして運用できるか」を判断する場としてご利用いただけます。

こんな方にお勧め

  • 自組織内での実施を検討されている方
  • 自分自身がファシリテーターとなってゲームを運用することを検討されている方
  • 地域や学校での実施を検討されている方

ゲームを体験することで、以下のゲームコンセプトを体感できます。

ゲームコンセプト

1. カーボンの見える化

排出量や削減のプロセスを直感的に理解

2. デカップリング(経済と環境の好循環)のシミュレーション

経済成長を進めながら温室効果ガスの排出量削減の両立を体験

3. 組織と個人の協働の可能性

持続可能な未来のために協力する重要性を学習

ゲームコンセプトの詳細はこちら。

参加満足度・体験会参加者の声

ビジョンの重なりを見つけていき、カーボンニュートラルの可能性を実感

Tさん/コンサルタント

世の中に存在する様々な組織全てが個々のゴールに向けて活動している限り、単体でカーボンニュートラルを実現することは難しく、常に綱引きが起こっていると言えます。社会全体で「カーボンニュートラルを実現する」共有ビジョンを持つ重要性に気づかされました。

カーボンニュートラル達成に向け協力する貴重な体験

Iさん/環境NGO

普段は関わることのない人たちがカーボンニュートラルの達成に向けて協力する、貴重な体験ができました。周囲と協働で歩調を合わせることでカーボン排出削減の効果が高まることや、社会全体でどんな組織とも歩みを進めていけることを知り、未来への可能性が開けました。

社会全体で共有ビジョンを持つ重要性

Yさん/市役所職員

自治体のカーボンニュートラル担当者です。企業や市民に排出削減を呼びかけても協力してもらえないと嘆いていましたが、ゲームを通して、企業は排出削減と異なる自社の経営目標を持つという当たり前の事実に気づきました。組織同士のビジョンの重なりを見つけていくことに、カーボンニュートラルの可能性を感じました。

体験会の様子

こちらの動画はカードゲーム「2050カーボンニュートラル」のゲームの様子を映したものです。

カーボンニュートラル推進の取り組みは、社会からの要請によって義務的にやらざるを得ない状況があったり、ともすれば現場では刀を振り回し合うような現象が起こっていると聞きます。また、先が見えない中でもやらなければならない未知の取り組みです。

現実社会でもゲームでも、カーボンニュートラルの取り組みにおける難しさは「様々な主体の全員が、必ずしもカーボンニュートラルを目指している訳ではない」ことにあります。

ゲームという仮想の社会を構成する個々のプレイヤーが、ゲーム終了後に「ゲームではどんな気持ちだったか? 何を考えてどんな行動をし、どんな結果になったか?」「もう1回ゲームを実施するとしたら、何を考えてどんな行動をするか?」をテーマに対話を行います。

この対話を通して「どんな目標の達成を目指して行動していたかによって、ゲーム結果の捉え方が全く異なる」事実に気付くことができます。

こうした対話は、ゲーム内で共通言語を用い、共通体験をしているからこそ生み出されるのです。環境に関心のあるグループと無関心のグループ双方が、その存在を対等に認め合い、それぞれが掲げる目標や行動に関心を持ち合うことができます。

この体験を現実世界と紐づけ、学びや気付きを深める過程で「カーボンニュートラル実現のために他の主体と連携し、多くの人の参画を得るにはどうしたら良いか?」を、誰もが自らの言葉で言語化できるようになります。

ゲームは現実世界の縮図です。ゲーム中の様々なやり取りやふり返りを通して、現実世界と同様に感情が揺れ動きます。

学びと対話の場を一緒に楽しみましょう!

体験会に参加することで得られるもの

カーボンニュートラルの推進に必要なポイント

カーボンニュートラルの推進に必要な、次のポイントを学ぶことができます。

  1. カーボンニュートラルの時間軸を正しく理解しているか(今すぐ取り組む必要性)
  2. 「環境と経済の両立」の重要性が腹落ちしているか(経済と環境の好循環)
  3. 他との連携を目指すのか、単独での取り組みを指向するのか(個人と組織の協働)
  4. 関心の違いが生む、対立構造への理解(ビジョン共有)
自分事としての理解

カードゲームを楽しみながら、カーボンニュートラルの概念や意義、実現に向けた考え方や行動を実感を伴って理解できます。その結果、カーボンニュートラルを自分事として捉えやすくなります。

具体的なアクション

自分の行動を俯瞰し、実際の事業活動や日常生活でどのような取り組みができるかを考えるきっかけになります。

カードゲーム「2050カーボンニュートラル」の効果

【1】本質を理解し、自分事として捉えられる

ゲームを通してカーボンニュートラルの重要性が体感でき、本質を理解し、自分事として捉えられます。他の研修では得られない効果があるため、何度も繰り返し実施される企業・組織が多いという特徴もあります。

体験者の声

“自分事として捉えていかなければならないテーマだと改めて感じた。カーボンニュートラルはすぐにでも対応しなければならない。一歩踏み出して行動することが大切だと感じた”
(家電メーカー A様)

“セミナーを通し、カーボンニュートラルはどこかの企業だけ・誰かだけで達成できるものではないと実感した。私の立場でできる働きかけをしていきたいと思う”
(情報通信業 N様)

【2】4つの壁を乗り越えられる

カードゲームを体験することで、「他人事の壁」「保留の壁」「無関心の壁」「行動の壁」の4つを乗り越えられるようになります。

体験者の声

“企業単独でやれることには限界がある。全チームが目標を達成するには、チーム間の連携と意識の共有を、産官学そして個人で行っていくことが不可欠と感じた。実際の社会もそうだと思う”
(家電メーカー B様)

“現実世界では、温室効果ガス排出量を増やしてでも売上を求める企業と、カーボンニュートラルを実現したい行政がいる。それぞれの組織が単体で取り組んでもカーボンニュートラルは実現できないばかりか、相互の取り組み同士が干渉し合う。だからこそ、気候変動に対する危機感を共有し、カーボンニュートラル実現という理念に合意することが大切だと分かった”
(市役所職員 R様)

【3】具体的なアクションが生まれる

これまでもカードゲーム「2050カーボンニュートラル」の参加者から、ゲーム実施後のふり返りで「こんなことやりたい!(次のアクション)」が生まれています。

体験者の声

“経営陣向け、開発部門向け、新入社員向け、また他の部門のスタッフに向けた研修として実施したい”
(家電メーカー C様)

“気候変動のリスクとカーボンニュートラル実現というビジョンを共有し、それぞれの組織が何を目標にして活動しているのかを相互にオープンにすることによって、協働歩調を合わせて相乗効果を発揮できる、という可能性を信じて行動してみたい”
(市役所職員 I様)

活用事例

カードゲーム「2050カーボンニュートラル」を実施した企業・自治体での事例の一部をご紹介します。

法人
自治体

体験会開催日程

プロジェクトデザイン事務局主催の体験会と、公認ファシリテーター主催の体験会がございます。
どちらも、カードゲーム「2050カーボンニュートラル」を体験いただけます。

公認ファシリテーター主催の体験会一覧​

時期によっては、募集中の体験会日程が存在しない場合もありますことを予めご了承ください。

よくあるご質問

Q. カーボンニュートラルの知識がなくても参加できますか?

参加できます。ゲーム開始前にカーボンニュートラルの概要をお伝えしますので、知識に不安がある方でも問題なく取り組めます。

Q. 途中参加や途中退室はできますか?

途中参加は極力避けていただけますと幸いです。ゲーム開始後、すぐにルール説明を行います。ルールを理解しないとゲームに参加することが難しいため、30分以上遅刻された場合は見学のみとなる可能性があります。途中退室については、時間帯によって調整可能な場合もございますのでご相談ください。

Q. 申込後のキャンセルはできますか?

はい。前日までにご連絡いただいた場合は、手数料を差し引いた上でご返金いたします。ただし、当日のキャンセルについては、返金はいたしかねますのでご了承ください。

Q. 同じ組織から一人で参加しても良いですか? 複数名で参加した方が良いですか?

お一人でも十分にカードゲームの価値を感じていただけます。さらに、複数名で参加されるとそれぞれの立場や役職から多様な意見が出るため、より深い学びが得られます。そのため、複数名(2~4名)でのご参加をお勧めします。

Q. 体験会の次のステップは何がありますか?

体験会でカードゲーム「2050カーボンニュートラル」にご興味をお持ちいただけた場合、以下の2つのステップをご用意しています。

  1. 自由に体験会やワークショップを運営したい方、または組織内での研修内製化をお考えの方には、「公認ファシリテーター養成講座」のご受講をご検討ください。
  2. プロジェクトデザインの研修講師派遣をご検討いただけます。ご希望の方は、体験会後のアンケートやお問い合わせフォームにてご連絡ください。
Q. 自社で研修を検討している場合、フォローはありますか?

体験会終了後にアンケートへご回答いただいております。その際、面談(オンライン)を希望されるかどうかをお伺いします。

希望された方には、面談で組織の課題を伺い、課題解決に繋がる研修内容をご提案します。

Q. プロジェクトデザインに研修依頼をした場合、どのようなフローでプロジェクトが進行するのでしょうか?

オンラインの面談にてヒアリングを行い、課題解決に繋がる研修内容をご提案します。研修実施が決まれば、具体的な打ち合わせを行います。

Q. カードをレンタルすることはできますか?

カードのレンタルは行っておりません。

学びの質を確保するため、一定のトレーニングを受けた公認ファシリテーターが進行を担当しています。カードを使った運営にご関心がある場合には「公認ファシリテーター養成講座」のご受講をご検討ください。

少しでも興味をお持ちでしたら、ぜひお気軽にご参加ください! 

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