SDGsゲーム研修
貧困や飢餓の問題、健康や教育の問題、気候変動の問題。私たちが解決を目指すSDGsの問題は、高く険しい山脈のように巨大です。一人の社員・一つの部門だけでは到底解決できるようなものではありません。
経営層のコミットメントを引き出し、部門の垣根を超えて社員の当事者意識を醸成し、社外の取引先や地域社会と共に協働する必要があります。ただ、ステークホルダー(社員や取引先、地域社会)を巻き込むことは簡単ではありません。
第一に「なぜSDGsに取り組む必要があるのか」についてステークホルダーに理解いただく必要があります。日本におけるSDGsの認知率(名前を聞いたことがある割合)は9割超の水準に到達していますが、SDGsの理解率(内容まで含めて知っている割合)は4割程度に過ぎません。
この事実を踏まえると、ステークホルダー間でSDGsの理解度を揃える必要性があることは明らかです。SDGsについての理解不足は「自分たちには関係ない」という誤った認識を生み、ステークホルダー間での協働を阻害します。
もちろん、ステークホルダーを巻き込むには、SDGsの理解を促すだけでは十分ではありません。
人は、SDGsに取り組む必要性(理屈)だけでは動かない。だからこそ、ステークホルダーが各々の立場でSDGs を推進・連携する意味を理解し、共にSDGs推進に取り組もうと思えるようなモチベーション(感情)を喚起することが重要になります。
私たちプロジェクトデザインのSDGsゲーム研修には、SDGsの理解を促し、ステークホルダーをモチベートするための仕組みがあります。「ステークホルダーを巻き込み、共にSDGs推進を加速させる」。そのためのツールとして、SDGsゲームを活用したSDGsゲーム研修をご活用いただければ幸いです。
The Action!
2030SDGs
CHANGE FOR THE BLUE
SDGs de 地方創生
moritomirai(モリトミライ)
サービスの特長
-SDGsの理解を促し、ステークホルダーをモチベートするための3つの仕組み-
➊ 経験的にSDGsを理解し、腹落ちさせる
本を読む、講義を受ける、議論する、誰かに教える。何かの物事についての理解を深める方法は数あれど、最も強力な方法と言えば、やはり経験することに尽きます。
例えば、就活生が「営業の仕事」について理解を深めたい場合は、営業のインターンシップ(仕事体験)が推奨されます。インターンシップの経験で得られるものは、書籍や伝聞で得られるものとは一線を画します。一言で言うと実践的です。
この観点において、プロジェクトデザインのSDGsゲームでは、現実の世界におけるSDGsのエッセンス(本質的要素)をゲームの世界に再現するようにゲームをデザインしています。
- トレードオフの要素(経済と環境の好循環を生み出す難しさ)
- 連携の要素(協働することで大きな事を成せる)
- システムの要素(物事は繋がっていて相互に影響を及ぼしあう)
など、現実の世界さながらの難しさをゲーム内で経験します。
このゲーム体験という経験(※)をもってSDGsの理解を促すことで、「SDGsという言葉の意味は知っていたが実際にはこんなに深い意味があったのか」「自分たちがSDGsに取り組むことの必要性に気付けた」などの腹落ち(SDGsに対するモチベーションの向上)をステークホルダーに働きかけることができます。
※具体的には、SDGsゲームのゲーム体験という【経験】を起点にした、経験学習モデルによる研修をご提供します。
- 【経験】ゲーム体験によってSDGsの意義に気付く
- 【省察】ゲーム体験を多様な視点で振り返る
- 【概念化】講義によって概念・知識を腹落ちさせる
- 【実践】業務や日々の活動の中で実践する
経験というものは本来は得難いものです(現実の世界では、活動の結果と経験を得るためには多くの時間と労力が必要になります)が、SDGsゲームでは短時間で活動の結果と経験を得ることができます。
➋ やればできるという感覚を共有する
SDGsのような壮大なテーマを前にすると、誰しも無力感を覚えるものです(自分自身があまりに小さな存在に感じられてしまいます)。
この無力感を乗り越えるために必要なことは、やればできるという感覚を持つこと(自分の小さな力でも周囲に大きな影響を与えられる可能性に気付くこと)です。
この観点において、プロジェクトデザインのSDGsゲームでは、一人ひとりのゲームのプレイヤーの行動が相互作用し、ゲームの場全体に影響を及ぼすようにゲームをデザインしています。
SDGsゲームでは、数十名規模のプレイヤーが一堂に会し、数名単位のチームに分かれ、チームで与えられたゴールを目指します。その中にいる自分というプレイヤーは小さな存在に過ぎませんが、自分なりに一生懸命に思考や行動を重ねていくと、自分に協力してくれる仲間が見つかったり、想いが波及し、状況が思う方向に好転していく成功体験を得ることができます(※)。
※ゲームの状況によっては、逆に失敗体験となることもありますが、ゲーム体験後の振り返りを通じて、SDGsゲーム研修の受講者全員で「やればできる」という感覚を共有します(人は、成功からも失敗からも学ぶことができます)。
➌ 仲間意識を高める
SDGsゲーム研修の最大の特長は、ゲーム体験を通じて仲間意識を高めるチームビルディングにあります。
現実の世界で相互理解の壁となる「立場」や「年齢」の違いはゲームの世界にはありません。皆が等しく一人のプレイヤーとしてゲームに参加します。その上で、目標に向かって力を合わせていきます。
このように同じ方向を見て協働するプロセスを経ていくことで、互いの仲間意識が醸成されていきます(ステークホルダーの感情も動かされます)。
下記事例のように、異なる部門間はもちろん、社外のステークホルダーを交えた場において、SDGsゲーム研修は有効に活用いただけます。
<研修受講者>
15名(経営企画部、人事部、情報システム部など様々な部署・役職・拠点の社員)
<研修受講者>
40名(今治市職員(環境部+他の部門の職員)20名、環境NPO・エネルギー関連会社・海事関連会社・損保会社の社員等20名)
サービスラインナップ
SDGsゲームラインナップ
私たちプロジェクトデザインは2015年に「2030SDGs」の制作を開始以来、多くのSDGsゲームを開発してきました。本サービスでは貴社のSDGs研修の目的に合致するSDGsゲームをご活用いただけます。
各SDGsゲームの概要は下記よりご確認いただけます(画像をクリックいただくと該当ページへ遷移します)
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<相談内容の例>
- 数あるSDGsゲームの中から自社に合うゲームを知りたい
- SDGsゲーム研修の具体的なプログラム内容を相談したい
- オリジナルのSDGsゲームの開発に興味があるので話を聞きたい