ビジネスゲームとは
ビジネスゲームとは、飛行機のパイロットが訓練を積む「フライトシミュレーター」のようなものです。
ビジネスゲームでは、現実の世界における経済活動や社会活動のエッセンス(本質的要素)を抽出し、繰り返しトレーニングできるようにゲームとして表現しています。
現実の世界では、活動の結果と経験を得るためには多くの時間と労力が必要になりますが、ビジネスゲームでは、短時間で活動の結果と経験(成功体験や失敗体験)を得ることができます。
この「高速経験学習」を通じて、人や組織のトランスフォーメーションを支援します。
ビジネスゲーム動画
T2D3
「T2D3」はリブ・コンサルティング社のSaaS経営シミュレーションゲームです。100社以上のスタートアップへのグロース支援実績をもとに蓄積してきたグロースノウハウを3時間で学ぶことができます。
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The Action!~SDGsカードゲーム~
「The Action!~SDGsカードゲーム~」はSDGsの概念を理解し、私たちの生活や仕事の近くに潜む社会課題を実感し、よりよい未来に向けて1人1人がアクションを起こす大切さを自覚するビジネスゲームです。
The Engineers
就活生・内定者・新入社員に対して技術職や研究開発職に必要な能力と新たに何かを生み出すゼロイチ(0→1)の面白さを伝えるビジネスゲームです。
健康経営ゲーム
自分たちの会社は業績達成のために社員の心や体を犠牲にしてしまう会社なのか、あるいは心も体も健康な状態で業績を上げることのできる会社なのかをシミュレーションするビジネスゲームです。
Carbon Neutral Future
オイルビジネスに携わる人材育成などを通じて日本と資源国の友好関係維持に努めてきたJCCP国際石油・ガス協力機関。同社のカーボンニュートラルの研修プログラムの中で、ビジネスゲーム「Carbon Neutral Future」が実施されている様子を動画でご覧いただけます。
ビジネスゲームの特長
1. 思い込みを解き放つ
ビジョンの刷新や事業戦略の更新、カルチャー変革などの人や組織のトランスフォーメーションを進めていく中では、越えるべき幾つかの壁があります。
その壁の一つが、組織のメンバーの “思い込み” です。
「このやり方で上手くやれているし、それはこれからも変わらない」「その戦略は上手くいかない」などの“思い込み”が新しいビジョンや戦略、カルチャーを組織内に浸透させる際の障害となります。
この“思い込み”を解き放つ上で、ビジネスゲームは有効に機能します。
例えば、お客様が「中長期戦略を全社に浸透させたい、そのための手段を探している」という場合に、私たちは戦略をシミュレーションするビジネスゲームを提案します。ゲームの中で、戦略の有無や戦略の良し悪しが事業に与える影響を体験することで、経験的に、戦略の重要性の理解を促すことが可能になります。
新しいビジョンや戦略についての説明を聞いたり、関連する資料を読むだけでは、頭の中の“思い込み”を上書きすることは難しいものです。だからこそ、ビジネスゲーム体験から得られる体感をもって“思い込み”を解き放つように働きかけます。
2. ワクワクする感覚が得られる(エンパワーメント)
ビジネスゲームには、ゴール(目標)があり、ゴールに到達するまでにはハードルがあります。
ハードルを乗り越えるためにプレイヤー同士が協力し、ゴールを達成した際には満足感が余韻として残ります。
それはまるで、勇者が仲間と一緒に魔王を倒すロールプレイングゲームのようにワクワクする、面白いものです(一般的な研修や授業からは得づらい、ビジネスゲームならではの特長です)。
このワクワクする感覚は、エンパワーメント(自分は周囲に影響を及ぼすことができるという意識の獲得)そのものであり、人や組織のトランスフォーメーションを前に進める上で、大きな推進力になります。
変化を恐れる人間の本能に逆らうことはできなくても、変化をしていく活動そのものにワクワクする感覚を持つことができれば、それが、未知の未来に一歩踏み出す助けとなります。
3. 相反する2つのゴールを同時に達成する方法を学べる
現実社会において、会社のパーパスと個人のウェルビーイング(well-being)という2つのゴールを理解し、重なり合う部分を見つけ、広げることによって、人と組織のパフォーマンスが拡大することが知られています。
人や組織のトランスフォーメーションを進める際にも、会社と個人の2つのゴール達成に向けたアクションが重要です(片方のゴールに偏ったアクションは長期的には歪を生じさせます)。
ビジネスゲームでは、個人のゴールと組織のゴールの2つのゴールの達成を目指すシミュレーションが可能であり、これにより、一見すると相反する2つのゴールを同時に達成する方法があることを学んでいただくことができます。
4. 短期間で多くの人に拡げていくことができる
時代にマッチするように刷新されたビジョン。
これからの会社の未来を築いていくための練り込まれた戦略。
デジタル時代にフィットする新しい組織カルチャー。
どんなに優れたビジョンや戦略もカルチャーも、組織のメンバーが腹落ちして理解しているかどうかによって実効性が大きく変わります。
ビジネスゲームは、ゲーム体験を通じて、経験的にビジョン・戦略・カルチャーの理解を促すことができる他、そのゲーム体験を「短期間」で「多くの人」に拡げていくことができます。
5. 複雑で困難な問題との向き合い方を学べる
地球温暖化や環境汚染の問題、エネルギーや食糧の問題、労働力不足の問題にAIやITの技術革新への対応の問題。
今、私たちの目の前には幾つもの困難な問題があり、かつ、それらが複雑に絡み合っています。
簡単な問題であれば、未来(あるべき姿)と現状とのギャップを埋めるための最短距離のアクションを行うことで解決に向かっていくことができます。しかし、複雑で困難な問題は、そう簡単に事が運びません。「急がば回れ」という言葉にあるように、遠回りをしたり、時間をかける中で解決の道筋が描けるようになっていきます。
ビジネスゲームでは、この「複雑で困難な問題」との向き合い方を学べるように、ゲームのロジック(仕組み)を組み立てています。
「周囲を巻き込んでいくことで大きく変化を起こせる」「時間をかけて取り組むべきことには、短期の結果に惑わされずに、しっかりと時間をかけていくことが重要」などについて、ゲーム体験を通じて腹落ちさせることができる機会を提供します。
6. 視座を高めることができる
組織内のコンフリクト(争い・衝突)とは、現実の世界における経済活動や社会活動のエッセンス(本質的要素)であり、ビジネスゲームには、このコンフリクトが再現されています。
そして、現実がそうであるように、ビジネスゲームでも、組織内のコンフリクトを解消する術として「視座を高めること」を学びます。チームを導くための経営知識、部門間の対立を乗り越える全体最適の視点、長期最適の意思決定。
これらの知識や考え方を身に付け、視座を高めるトレーニングツールにビジネスゲームを活用いただけます。
プロジェクトデザインが
選ばれる理由
ビジネスゲームラインナップ
CHANGE FOR THE BLUE
「CHANGE FOR THE BLUE」カードゲームは海洋ゴミ問題について考えるゲーム型のアクティブラーニング学習教材です。小学生高学年から中学生向けの授業でご利用いただけます。
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2050カーボンニュートラル
カードゲーム「2050カーボンニュートラル」は、過去から現在にかけて私たちが行ってきた様々な活動が地球環境にどのような影響を与えているのかをマクロ的に俯瞰することによって、私たちの価値観や考え方に気づき、行動変容に働きかけるためのシミュレーションゲームです。
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moritomirai(モリトミライ)
カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」は、様々な仕事やゴールを持った10種類のプレイヤーたちが「森の未来」について考えるゲームです。小学生高学年から大人まで、幅広い年齢の方々にご利用いただけます。
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