皆さんから、就活を行っている学生に向けてのメッセージをお願いします|社員インタビューまとめ

プロジェクトデザインは、人と組織の変革(トランスフォーメーション)を支援する会社です。

私たちは、ビジネスゲームというテクノロジーを活用した人と組織の変革支援のプロジェクトを通じて、自走型の人材やチームへと変わっていくプロセスを伴走します。

2010年の創業以来、私たちが開発してきたビジネスゲームは200種類を超え、私たちのビジネスゲームを活用した研修やワークショップは、企業・官公庁・学校などの様々な組織で実施されています(20カ国・30万人以上がビジネスゲームを体験しています)。

本稿では、社員インタビューまとめと題して、特定のテーマに関する社員の声をお届けします。今回のテーマは「就活を行っている学生に向けてのメッセージ」です。

それではどうぞ!

――皆さんから、就活を行っている学生に向けてのメッセージをお願いします。

福井さん

僕が好きでよく使っている「正直革命」という言葉を贈りたいと思います。正直革命とは、社会人になって3年ぐらい経つと、本当に自分のやりたい仕事や、やりたいことの方向が見えてくるという意味。

なぜ、正直革命が起きるかというと、それは他人軸で就職していることが原因です。

例えば、

「この会社に入ったらカッコいいと言われそう」とか、
「羨ましがられそう」とか、
「待遇が良い」みたいな感じですね。

他人からどう思われるか、他と比較してどうかなどの他人軸を重視しちゃうと、3年後ぐらいに突然、正直革命が起きて「なんで、私はこの会社に入ったんだっけ?」みたいなことが頭から離れなくなってしまって、全然ハッピーじゃない人生を送る可能性がある。

だから、就活の時には「いずれ正直革命が起きるのだから、初めから自分が本当にやりたいことや好きなことを仕事にしよう」と考えて、自分軸で企業を探すと良いと思います。

その上で、今までの人生の中で自分自身のキャリアとかについて考えたことがない人にとっては、自分が本当にやりたいことを考えること自体が難しいものです。

だから、もう1つ、「最初の仕事はくじ引きである」という言葉を贈りたいと思います。これは経営の神様であるドラッカーという人が残した言葉で、現実的な考え方として、多くのビジネスパーソンに支持されています。

僕なりの言葉で伝えるならば、こういうことですね。

最初に入る会社はくじ引きのようなものだから、どこでも良い。ただ、その会社に縁があって入ったのであれば3年間ぐらいは一生懸命に仕事に取り組み、学べるものを学び、出せる成果を出すこと。そのうち、本当に自分がやりたい仕事やチャレンジしたいことが見えてくるから、その時に、転職するなり、起業するなり、必要なキャリアを自分で選択すれば良い。

話をまとめると、第一に自分軸で就活をしようということ。ただ、自分軸で就活ができずとも、他人軸で就活をしたとしても、一生懸命に仕事に取り組み、学べるものを学び、出せる成果を出すことで道は拓けると思います。

竹田さん

就職活動(企業にとっての採用活動)は、皆さんと企業が対等な関係のもとに、互いの重なりがどこにあるのかを探していく、尊くて楽しいプロセスだと思っています。ですので、プロジェクトデザインとの重なりがあるのかどうかを試してみたいと思える方は、ぜひ、ざっくばらんに話をしましょう!

坂本さん

今できることをぜひ頑張ってやってください。

就活にアルバイト、ボランティア活動など、頑張る内容は何でも良いと思います。その上で、個人的には大学でご自身の専門分野の勉強を頑張ることをお勧めします。なぜなら、大学の勉強というものは後でやろうと思ってもハードルが高いからです。

大学で勉強をしていると「これって役に立つのかな?」と思うことは少なくないかもしれませんが、専門分野の知識をしっかり身につけておくと将来的にいろんなシーンで役立つ可能性がある事は知っておいて損は無いと思います。

当然ながら、専門分野の知識を直接的に使うには、特定の業種だったり、研究開発職のような専門職の仕事に就く必要があります。ただ、専門分野の知識を獲得する過程で培った「学ぶ姿勢」はどのような仕事であっても活かせるものです。

特に、今の変化の激しい時代においては、学び続けることが大切ですから、そういった学ぶ習慣や姿勢を身に付けることは将来大きな資産になると思います。

話が変わりますが、100万人に1人の価値ある存在になるための「キャリアの掛け算」という考え方があります。キャリアという言葉は、強みと言い換えても構いません。ある分野で「100人に1人」の存在になること・強みを持つことを掛け合わせると「1万に1人」になり、さらにもう一つ掛け合わせると「100万人に1人」になるという考え方ですね。

例えば、「営業ができる」と「ITに詳しい」と「英語ができる」は、それ単独ではありふれた強みに過ぎませんが、3つが同時に重なることで希少性が生まれます。

勘のいい方は、私が何を言いたいのかが分かってきたと思います。

それは、大学で専門分野を学ぶことは「専門性」という1つの強みを獲得することになるということ。その強みは、すぐには活かせずとも、長い社会人経験の中で培っていくことになる他の強みとの掛け算によって、どこかのタイミングで活きてくるかもしれません。

そういうわけで、もし私が大学に戻ることがあるなら、バイトの時間を減らして大学の勉強をもっと頑張ると思います。それは「学ぶ姿勢」を培うためであり、「専門性」の強みを得るため、ですね。

武井さん

仕事として何に取り組むかを考える上では、自分の原体験を振り返ってみるのがいいと思います。自分の原体験から、問題意識を持っていること・解決したいと思っていることは何か?それに仕事として関われると、モチベーションを維持して取り組めるのではないかと思います。

あとはワクワクすることや心がときめくことをとりあえずやってみることをお勧めします。今までやってきたことも含め「何にワクワクしたか?」を考えてみて、共通点があれば、それがヒントになるかもしれません。

また、自分が思わず時間を忘れて夢中になって取り組んでしまうことや、息をするように自然にやっていることに目を向けると、自分の強みが見えてくるんではないかと思います。

人と一緒に何かに取り組む経験も大切です。仕事は1人ではできないことの方が多いので。人と一緒に何かに取り組む際に、自分はどんな役回りをすることが多いか。自分の特性を認識しておけると、就職活動でもきっと役立つと思います。

竹島さん

面接の場で企業に質問をする際に「御社はどんなことで社会貢献されていますか?」 と質問される方がいますが、聞くべきは、他人がしていることじゃなくて、自分がしたいことができるかどうかです。そこに焦点を当てるべきだと思います。

就活の面接に失敗したところで、 失うものはほとんど無いことを自覚した上で、思いっきり就活に取り組んでみてください。

石城戸さん

真面目な人であればあるほど、就活が上手く進まなかった時、例えば、志望度の高い会社の選考に落ちた際に「自分には価値がないのかな」と感じると思います。ですが、私は断固としてそれは違うと思っています。自分に価値がないから選考に落ちたのではなくて、普通に相性悪かっただけです。

就職活動というのは、自分と会社の相性の確かめ合いであって、合否を判断するものではないので、自分を否定することなく就活を頑張ってほしいと思ってます。

後は、採用活動に関わる側になって思うことは、ありのままの貴方とお話しをしたいという気持ちです。当社に限らず、貴方が自然体で話をできる企業が、貴方に一番合ってると思います。
もし、それがプロジェクトデザインだったら嬉しいですね。

――皆さん、ありがとうございました!

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