日本の森林に関心を持ち、持続的な活用に必要な行動について考えてもらおうと、山梨日日新聞社と、ビジネスゲームを手掛けるプロジェクトデザインの2社が開発したオリジナルカードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」が、山梨県内外での活用の場を広げています。2022年11月から体験会を始め、23年3月に本格リリース。体験会開始から24年11月までの2年間で、24都府県で172回の体験会を開催し、延べ5,734人がプレーしました。山梨県内では、小学校から社会人まで幅広い年代向けに体験会が開かれ、環境教育や組織向けの社員研修、森林環境譲与税などの活用に使われています。
【カードゲームmoritomirai(モリトミライ)】とは
カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」は、小学校高学年から大人まで、幅広い年齢層を対象としたカードゲームです。山の所有者、森林組合、猟師、行政職員、住宅メーカー、学校の先生など様々な仕事やゴールを持った10種類のプレイヤーたちが、仕事や生活のアクションを繰り返し、森と私たちの未来が刻々と変化する中で「森の未来」について考えます。
ゲームを通して、「組織力を高める新しい研修ツールして役立つこと」、「チームビルディングに活用できること」、「多様な視点が、チームの力になり、協力と成長のカギになること」などをお伝えします。
【活用シーン】
カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」はニーズに応じて様々なシーンで活用することが出来ます。森の現状に関しての正確な知識や理解がないために起きている様々な問題(木資源に関する誤解、森林の誤った活用、森に関して無関心な市民の増加)を解決する助けとなるツールです。
1. 学校・林間学校の授業で
SDGsや探究的な学習の授業の導入で、カードゲームを用いることによって、「森林問題」という切り口から子どもたちが自分の住む地域の森の現状や問題の構造について楽しく理解することができます。
林間学校などのフィールドワーク前にゲームを導入することで子どもたちが自ら課題設定し、調べるきっかけを提供します。
2. 企業・行政の研修で
森林環境譲与税の活用を考える為の研修、国産木材活用のための社内ブランディングや啓発などの組織内研修、次世代教育やインターンシップなどで森の現状に関する理解を深めたり、産官学民を巻き込みながら効果的に森や森林資源を活用したりする啓発セミナーなどが可能です。
3. 市民向けワークショップで
親子向けや多世代交流イベント、森林環境譲与税を活用した市民向けの普及啓発ワークショップなど森についての楽しく学んで頂くためのツールとして活用できます。
※「森」や「気候変動」「脱炭素・カーボンニュートラル」「SDGs」などに関する特別な知識は不要です。お気軽にご参加ください。
開催概要
<日時>
2025年1月27日(月)14:00~16:30(受付13:30~)
※前半冒頭のルール説明を聞けないとゲームにしっかり参加することが難しくなるため、なるべく定刻にお越しください。(20分以上遅れた場合は参加していただけない場合がございます。)
<会場>
山梨日日新聞社 山日YBSホール(山梨県甲府市北口2-6-10 地図)
※駐車場の用意はありません。公共交通機関か有料駐車場をご利用ください。
<参加費>
一般1,000円 大学生500円 高校生以下無料
※小学生5年生以上を推奨しております。それより低年齢の方のご参加につきましては、保護者の方同伴でお願いいたします。
<定員>
40名(10名以上で実施)
※イベント開始時刻の24時間前(1月26日15:00)までに最少催行人数が集まらなかった場合は、登録された方に中止の連絡をさせていただきます。あらかじめご承知おきください。
<申し込み>
山梨日日新聞社ページからの事前予約制となります。
※やむを得ない事情によりキャンセルする場合、主催者に連絡をお願いいたします。
※10名が最少催行人数になります。急なキャンセルの発生によりゲームの実行が不可能になってしまう場合もありますことをご承知おきください。
<ファシリテーター>
井上 雅博
<主催>
山梨日日新聞社
<お問い合わせ>
やまなしSDGsプロジェクト事務局(山梨日日新聞社メディア企画局内)
秋山 高男
t-akiyama@sannichi.co.jp
055-231-3131(平日9時~17時)
<当日の緊急連絡先>
山梨日日新聞社メディア企画局
秋山高男(山梨日日新聞社)
090-4910-9024