地域共生社会
「地域共生社会」は、行政・医療・介護・福祉・教育に関わる方、地域課題に向き合う方にお勧めのビジネスゲームです。
当事者意識・SDGsと地域共生の関連性を理解し、住民1人1人が生きがいを持って暮らせる地域社会について考える機会をご提供します。
※「地域共生社会」は厚生労働省と慶應義塾大学からの依頼を受け、特定非営利活動法人issue+designとの共同開発によって生まれました。
「地域共生社会」のコンセプト
当事者意識
少子高齢化に伴う社会保障費の増大により、これまで人々の暮らしを支えてきた社会システム(公的支援基盤)のアップデートが必要とされていますが、それは容易ではありません。
例えば、コロナ対策は国や自治体・エッセンシャルワーカーの尽力に加えて、国民1人1人の主体的な行動(三密回避やマスク着用)があってこそ感染の抑え込みに成功しました。このように、社会全体で大きなことを成し遂げようとするならば、他者に頼るのでなく、1人1人の意識変革と行動が重要です。
「地域共生社会」では1人1人が地域でできることを自ら行う当事者意識を身に付けることを重視しています。
SDGsと地域共生の関連性
地域共生の取り組みを通じて解決すべき貧困や健康・福祉の課題はSDGsのゴール(17の目標の1番・3番)と一致します。
「地域共生社会」ではゲーム中に自身や他者が疾病・障害・貧困の状態になる疑似体験を通して、支援の大切さ(SDGsの理解・実践にも通じる考え方)を理解します。
「地域共生社会」とは
「地域共生社会」は参加者が架空のまちの住民として10~60人のチームを組み、市民・事業者(医療・介護・福祉従事者)・行政などの役割に分かれて12年間で様々なアクションに取り組みながら、自分を含めた住民全員が誰も取り残されずに “自分らしく生きがいを持って暮らすこと” を目指すビジネスゲームです。
自分らしく生きがいを持てている度合いはWP(Well-Being Point)という指標で示され、このWPを上げていくことが1つの目標となります。ゲームの中では現実世界同様に様々なライフイベントが起こり、新たな出会いや出産などでWPが上がることもあれば、自分や家族の病気・別離などでWPが下がり、疾病・障害・貧困状態になることもあります。
「地域共生社会」では、自分が元気な時はアクションを実行してWPを上げられても、ひとたび疾病・障害・貧困状態になると1人で(他者の助けなしで)そこから抜け出すのは難しいこと、自分が幸福な時は他者が困っている状況に気づきにくいこと、他者のWPを上げて助けるのが難しいことに気付きます。
この「地域共生社会」を通してお伝えするのは、次の2つです。
1つ目は当事者意識。
日本は世界でも稀に見る少子高齢化に伴う社会保障費の増大により、これまで人々の暮らしを支えてきた社会システム(公的支援基盤)がキャパオーバーになりつつあります。アップデートが必要とされていますが、容易ではありません。
例えばコロナ対策は、国や自治体・エッセンシャルワーカー(医療・福祉・保育、運輸・物流、小売業などの生活必須職従事者)に任せるだけでなく、国民1人1人の主体的な行動(三密回避やマスク着用)があってこそ感染の抑え込みに成功しました。
このように、社会全体で大きなことを成し遂げようとするならば、他者に頼るのでなく、1人1人の意識変革と行動が重要です。「地域共生社会」では、1人1人が地域でできることを自ら行う当事者意識を身に付けることを重視しています(それにより、周囲の人を巻き込んで社会システムのアップデートに働きかけていくことができます)。
2つ目はSDGsと地域共生の関連性。
地域共生の取り組みを通じて解決すべき貧困や健康・福祉の課題はSDGsのゴール(17の目標の1番・3番)と一致します。これらの課題を解決する上で大切なことは、地域に住む人が世代・分野・制度を超えて繋がり、支え合う環境を作ることです。それが、医療や行政の負担を減らし、1人1人の暮らしと生きがいを実現する地域作りに繋がります。
「地域共生社会」では、ゲーム中に自分が疾病・障害・貧困により行動できなくなる、あるいは、自分は元気でも周りにいる誰かが疾病・障害・貧困に苦しみ、取り残されてしまっている状況を体験します。そして、これらの体験を通じて、自分が周りに目を向けること・必要に応じて支援すること・自分が困っていたら1人で抱え込まずに助けを求めることの大切さ(SDGsの理解・実践にも通じる考え方)を理解します。
料金プラン
対面版のビジネスゲーム
「地域共生社会」
参加人数:10~60人 / 研修時間:3~4時間 研修実施の流れ
(1)お問い合わせ
研修実施日の2カ月前のお問い合わせを推奨します。スケジュール調整や研修準備にご協力いただける場合は最短2週間での研修実施も可能です。
(2)ご提案
ご希望の研修内容や期待する研修効果をお聞きしながら、貴社に最適な研修プログラムをご提案いたします。
(3)研修準備
ご提案内容に納得いただき、弊社にて研修申込を確認次第、研修準備に着手いたします。
(4)研修実施
弊社の派遣講師の主導で研修を実施いたします。
ビジネスゲームラインナップ
CHANGE FOR THE BLUE
「CHANGE FOR THE BLUE」カードゲームは海洋ゴミ問題について考えるゲーム型のアクティブラーニング学習教材です。小学生高学年から中学生向けの授業でご利用いただけます。
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2050カーボンニュートラル
カードゲーム「2050カーボンニュートラル」は、過去から現在にかけて私たちが行ってきた様々な活動が地球環境にどのような影響を与えているのかをマクロ的に俯瞰することによって、私たちの価値観や考え方に気づき、行動変容に働きかけるためのシミュレーションゲームです。
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moritomirai(モリトミライ)
カードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」は、様々な仕事やゴールを持った10種類のプレイヤーたちが「森の未来」について考えるゲームです。小学生高学年から大人まで、幅広い年齢の方々にご利用いただけます。
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お見積り依頼の他、ちょっと知りたい・聞いてみたいことへの相談にも対応させていただいております。是非、お気軽にお問い合わせください。
<相談内容の例>
- 数あるビジネスゲームの中から自社に合うビジネスゲームが何かを知りたい
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